降りてくる思考術「ひらめき・アイデア」を生み出す脳の作り方

人が「ひらめき・アイデア」から得る財産は計り知れないものがあると言われています。

 

歴史上、様々な発明品がこの「ひらめき」から生まれ、すばらしい発明を行い、財産を残してきました。

 

「ひらめき・アイデア」は新しいものを作り出していくだけでなく、先を予想して行動すると言う危険回避の能力や、物事を整理して考え、仕事をスムーズにしてくれるなど、スピーディで未来予測が難しい現代に生きる私達が、最も活用しなければいけない能力なのです。

 

 

この「ひらめき・アイデア」は誰もが持つ能力のひとつなのですが、有名な社会・経済学者でもあるパレートの法則によると、世の中には20%の 「ひらめき・アイデア」を上手に活用できる人と、80%のできない人にわけることができるそうです。

 

 

誰にでもアイデアを作る能力があると言われているのに、この差とはいったい何なのでしょうか?

 

多くの人はその使い方を知らないということです。

 

発想力、「ひらめき・アイデア」は誰もが持つ能力の一つです。しかし、それを活用して富を得られる人と得られない人との違いはなんでしょう?

 

実は、方法を学ぶことなのです。

 

能力があっても、操縦方法がわからないとうまく活用できませんよね。「ひらめき・アイデア」の作り方は、ミラクルでも超能力でもありません。学習して習得することで誰にもその能力は身につきます。

 

しかし、多くの人は「学ぶ」と言うと「暗記、記憶」に頼ろうとします。掛け算が出来る、活字の名前が覚えられる、都道府県名をすべて言える

 

しかし、これらが全く出来ない中卒の有名企業の社長はたくさんおられます。彼らはどのようにして「ひらめき・アイデア」を作り出すことを覚えたのでしょうか。

 

それには、1988年に出版されたアメリカでもとても有名な広告代理店のスーパー営業マンでもあるジェームス・W・ヤングが書いた「アイデアのつくり方」にわかりやすくかかれていました。

 

その一部をご紹介したいと思います。

 

「点と点を線で結んで丸にする」能力が「ひらめき・アイデア」を作る

 

まず「ひらめき・アイデア」を作り出すための原理を知ることから始まります。

 

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外のなにものでもありません。そのため、たくさんの基礎を知り、覚えることはとても大切なことなのですね、しかし、それだけで終わると、単なる「物覚えの良い人」で終わってしまいます。

 

基礎の知識、経験から関連性を作り、新しいものを生み出すこと、それが発想力であり、 「ひらめき・アイデア」を作り出す源です。

 

アイデアを作り出すステップBYステップ<5段階の過程について>

 

では具体的に、アイデアとはどのように生み出していくのでしょうか。アイデアを作り出す過程はほとんどが以下のような5段階の過程を経て生み出されます。
きっと多くの方が納得されるであろう方法ですが、アイデアがでないときは、この過程のどこかの手順を飛ばして行っていることが多いようです。アイデアに煮詰まったときは、この順番をなぞってみてください。

 

第一段階 資料集め

多くの人がこの過程を忘れがちで、座禅をして霊的にアイデアが降りてくることを期待してしまいがちですが、アイデアは知識(経験)をつなぎ合わせてできるものであることを知ると、この作業がどれだけ大切かがわかるでしょう。

 

資料集めには、2種類あって、特殊資料と一般資料。

 

特殊資料とは、アイデアを出したい分野の専門的知識(資料)で一般資料とは、日常に見て聞いて感じること(最近の新しい商品や、多くの人が共感する事象)です。

 

つまり興味のあるものを常に資料として集めておくことが大切です。
何度も言いますが、アイデアは既存の要素の組み合わせであって、日常の知識と専門的な知識が組み合わさって生まれることが多いのです。
なので、日常で興味を持って過ごすことは、アイデアを出すことにも大切な要素であるんですね。テレビ番組にだって、たくさんのヒントは詰まっていますよ。

第二段階 資料を分析する

資料集めという仕事をやり終えたあと、今度は集めた資料に目を通し、個々の資料に一つ一つ触ってみることをします。
そして、その資料から、組み合わせを考え、関係を探ってみます。
その時に、既にアイデアのたまごが生まれつつあることが多いので、必ずメモに記しておきましょう。

第三段階 デスクから離れる

つまり、この作業から離れるということです。
学術的には右脳の働きが優位になったときにといわれていますので、自分の想像力や感情を刺激するものに心を移すことが大切になります。
劇場や映画に出かけたり、詩や小説を読んだりすることです。リラックスすることも一つの行程であることを知りましょう。

第四段階 アイデアを誕生させる

多くのアイデアはふとした瞬間に訪れます。お風呂に入っているときや、散歩をしているとき、朝目覚めたときなど。
寝る前に資料を一生懸命作り、煮詰まったあと、お風呂にゆっくりとつかりリラックスした状態で休息を取り、うとうとしているときに、ハッとアイデアがひらめく・・・こういったことがアイデアを出すときに良く行われる過程です。

第五段階 アイデアを具体化させ、展開する

そこで生み出されたアイデアは乳児のように未完成であることが多いので、次は現実的にどうやって有用性を見出せるかを確認してみる。
信頼できる人がいれば、意見を貴意を聞いてみるのも良いでしょう。
良いアイデアは人に刺激され、魅了されるので、その人々が手をかしてくれるでしょう。

 

 

一般にはこんなときに「ひらめき」が生まれやすいんだそう

 

■ぼんやりしているとき
■電車やバスに乗っているとき
■人と別の話をしているとき
■散歩をしたり、レコードを聴いたりしているとき
■お風呂に入っているとき
■トイレにいるとき
かおるこが住む京都には、銀閣寺から南禅寺に抜ける一時間の道のりの小川沿いに「哲学の道」とよばれる散歩道があります。哲学者西田幾多郎が散策、思索にふけったといい、
歩きながら考えるには雰囲気の良いところで、色んなアイデアがあふれてくるような神秘的さが人気の観光スポットです。

 

人は誰でも自分なりの「哲学の道」を持っていて、そこを歩くと不思議に気分や休まり、ふつふつと豊かなアイデアがわいてきたりします。

 

そこがあなたの「哲学の道」

 

何か斬新なアイデアを思いついた場所は、何度でも利用しましょう。
「なぜかはわからないけれども、自然にそこに足が向く」という場所には、たいてい、かつてのあなたのひらめきのイメージがしみついているものなのでしょう。

 

自分のお気に入りの場所を「発想のラッキーゾーン」に仕立て上げることも、おすすめです。アイデアに詰まるたび、そこに行って見ると良いのです。周りの風景、音、香りなどが混然一体となって、ひらめきの瞬間をよみがえらせてくれるでしょう。

 

ちなみに、かおるこの「発想のひらめきゾーン」は、「帰宅途中の小道」と、「お風呂の中」「大阪までの京阪特急電車の中」、そして「近くのレトロな喫茶店」です。

 

「ひらめく」時に必要な環境とは、緊張もなく、ゆったりとした環境で、あなたの心が解き放たれていることが、ひらめきの条件ともいえます。

 

以前、発明品を世に送り出し、何億円と稼いだ主婦は、やはり緊張もなく、毎日の生活の中で、ふとひらめきを生み、それが成功につながっていったと話していました。

 

五感の中でも脳にダイレクトに信号を送る嗅覚を利用する

 

アイデアを引き出す香りを準備しておくのも良いかもしれません。アイデアが出やすい体の状態は、身体がしっかりとリラックスしているのに、脳が集中力で研ぎ澄まされている状態です。

イメージ力、想像力を高める右脳を刺激することも有効なので、オレンジ、カモミールローマン、サンダルウッド、ゼラニウム、ネロリ、パルマローザ、プチグレン、ベルガモットなどの中から、心地よいと思う香りをピックアップして、ひらめき時間を有効に過ごしてみてください。