ニューヨークの美術館で起きた衝撃の臨場体験と、私の特技でもある香りの共感覚について

今日は、14年前に体験した衝撃の体験により、香りはその人の人生を変える力があると確信したお話から、私の特技でもある香りの共感覚についてお話させていただこうと思います。

香りには、神秘体験だけでは片づけられない、もっと科学的な効果があると思い、それが知りたい!と、22歳の頃からこの世界に入り、かおるこさんどっとこむを公開してきました。その中で、私の活動の礎となるような出来事が、ニューヨークでの衝撃的な体験でした。

香りが持つ臨場感について

香りのことについては、22歳から大学研究室や企業の研究所を訪問しては、その科学的な効能についてはある程度の知識を持っていたので、香りには、五感の中でも、特に情動を司る脳に、直接刺激を与えられる特徴があることは、その時も情報としては知っておりましたが、それを、実際に体験したのが、26歳の時に何気なく訪れたニューヨークのMOMA(ニューヨーク近代美術館)での出来事でした。

日本の美術館とは異なり、写真もOKというフランクさに、カルチャーショックを受けながらも、ランダムに一つ一つの部屋を渡り歩いている時に、ふと、大きな肖像画の前で立ち止まりました。

それは、等身大ほどの大きなキャンバスに、中世ヨーロッパの貴族の庭の様子が描かれた油絵でしたが、周りにシナモンのガムを噛んでいる人がいたのか、ふっとシナモンの香りを嗅いだ瞬間、私は、まるでワープをしたかのように、その絵画の中に入り込んだのです。

(神秘体験とかには懐疑的な人種なので、だいぶぶっとんでいると思いますがw)

それは、臨死体験をした人が時々語る幽体離脱のような、精神だけがふわっと持っていかれるような、言葉で表現するのも難しいのですが、シナモンの香りを感じた瞬間、私はその絵画の中にいて、木々の風を感じ、空気に含まれる水分を感じ、足に触る草花のこそばゆさを感じていました。そこに描かれていたティセットの紅茶はアールグレイだったのだと思います。ベルガモットの嗅ぎなれた香りがそこにありました。その感覚は、今でも思い出せるほど、とてもリアリティのある体験でした。

私はその体験をもって、香りは情報場と呼ばれる空想の空間にも、瞬時で飛ばしてくれる力があるんだと、確信しました。

香りの共感覚を知る

その出来事は、とても衝撃的だったので、我に返った瞬間に、その場にいた姉に、今起こったことを興奮気味に話しましたが、同じ場所にいたはずの姉には、シナモンの香りなど、なかったというのです。

「隣でなんか、ぼーっとしているな、とは思っていたけれど、何を言っているか全然わからないし、それに飲食禁止なのにガムはないんとちゃう?」と、身内のストレートな発言、、、

確かに、写真はOKな美術館でしたが、飲食はNGだったので、シナモンの香りは私が自発的に想起したものなのかもしれません。

姉と同じ時空間にいたはずなのに、噛み合わないちぐはぐな経験も、その後の自分の特徴に気づくきっかけにもなりました。

というのも、昔から、テレビ番組で食事のシーンが流れたときに、関連する香りを感じていたのですが、ずっと気にせいだと思って気にも留めていませんでしたが、友人から「才能とは、自分では当たり前だと思っていることだから、気が付きにくいものなのだよ。それはあなたの才能だと思う」と指摘を受けて、「嬉しいな」と思う反面、いやいや、才能なんて、おこがましいです、とずっと否定してきました。

しかし、それ以来、意識するようになって、次第にわかってきたことは、映像、画像、小説に出てくる文章を読んでいるだけでも、香りが本当に香ってくることが多く、これが共感覚だというものだと知ったのは33歳の頃でした。

「あなたの名前と叶えたいこと」から、香りを作成します

香りの科学的な効能の知識をもとに、2001年からオリジナルの香りを提供させていただいておりましたが、2007年から始めた飲食店の仕事が多忙となり、香りの仕事とは、少し距離を置いておりましたが、その間にも、心理学や物理学、香り以外の勉強を深めてゆきました。

特に、私の人生のテーマでもある「幸せであること」についての学びは、香りの役割にもリンクすることが多く、その一つが、臨場感でした。

望む未来を描いたのに、そこになれない

大手書店にいくと、目立つブースの多くを使って「願いを叶える方法」などの自己啓発、ハウツー本が置かれてます。

それだけ目立つ場所に置かれるということは、そのテーマに関する本が良く売れているからだと、容易に想像できますね。

世の中には、それほど「願いを叶えたい、けれど叶えられない人」がいるということかもしれません。

なぜそれほどの本を読んだのに、叶えられていないのか。

その大きな原因は、「臨場感不足」だと言われています。

そして、臨場感が足りなくなる理由は、「その望む未来に自分がふさわしくないという」自己評価の低さです。

 

とても大切なことなので、繰り返します。

臨場感が作れないのは、そのワクワクする描いた未来に、自分なんかがいけない、という自己評価の低さが原因です。

 

赤ちゃんの時、私たちは完璧な状態で生まれたのに、成長過程の失敗体験や、誤解した認識などによって、自己評価を低くしていった結果、私にはふさわしくない、という気持ちを育てながら、でも、夢はみるのです。

そんな分厚い自己否定を、強行突破して、願望を実現させていけるのは、唯一、香りがもつ「臨場感」なのではないかと、思ったのです。

 

私がニューヨークの美術館で体験させられた、摩訶不思議な「臨場感」は、この理論を後押しするものでした。

4D映画館にて香りがもたらすメリットとデメリット

もう一つ、香りの臨場感について、納得させられる話があります。

あなたは4D映画館というのはご存知でしょうか?

そもそも、映画館とは、その密閉された空間にて、大スクリーンによる視覚への刺激と、大音量で流れる効果音による、聴覚への刺激が作り出す臨場感によって、時には涙を流し、時には大笑いし、時には驚いて身体がびくっと動いてしまうほど。

映画館の愉しみは、その臨場感といってもいいほどで、臨場感にお金を支払っていると言っても過言ではないと思います。

 

そして映画館も進化します。

もっと臨場感を与えるために、映像が立体的に視えて、よりリアリティに近い感覚にできる3D眼鏡から、映像にあわせて座席が揺れたり、送風されたり、工夫が加えられています。

 

しかし、ここでも、最も臨場感を与えることができたのは、やはり香りでした。

冷ややかな雨が降り、クライマックスに近づくにつれて、ひんやりミントの香りが漂います。その瞬間、観客は映像にダイブするかのように、陶酔してゆきます。

これはまだ、身の危険がないシーンでの香りの利用ですが、実際に、爆発音に合わせて火薬の香りを漂わせる実験が行われた時、観客の中で体調不良を訴える人が多くなり、危険であるということで、実験が中止になったという話も聞きます。

香りはこれほど情動に訴えかけるので、使え方を間違えると、恐怖と香りを組み合わせて、トラウマになりかねない、とても危険な実験だったと思います。しかし、香りの臨場感を与える作用については、深く知られる機会になったかと思います。

 

幸せに臨場感をもたせることのできる香りを作りたい!

話はとてもそれましたが、

幸せとは、デフォルトです。

不幸せは、パソコンで言う「バグ」のようなものです。

私は、香りが臨場感を与えてくれるのであれば、幸せの臨場感を作るだけで、過去の経験やトラウマなども突破する面白い効果が得られるのではないかと考えました。

これを実現してくれる香りを、再び、必要な方に届けたい!と、思った瞬間に、もう10年前くらいからご購入くださっていたお客様3名様からの突然のメールが届きました。

「香りの再販はいつですか?」

もう、今でしょ!と思いました(笑)

 

ヤマト運輸の配送補助や、BASEの決済機能など、数年前より格段とオンラインショップがしやすい環境になったこともあります。

ですが、一つの香りを作成するのに、瞑想からはじまり、10数回の試作、香りがおりてこない場合は作れない時もあります。

制作には多少のお時間をいただくこともあるかと思いますが、かおるこさんどっとこむの再スタートを開始させていただきます!