アロマを幸せに

心理トリックで瞬時に幸せになる方法と、ご機嫌になれる香りを3つ紹介します

2014年2月16日

こんにちは、かおるこです。

小さい頃に、こんなゲームをしたことありませんか?

「ピザを10回となえてもらって、『はい、ここは?』と尋ねられたら、とっさに『ひざ!』と答えてしまうが、そこは実は『ひじ』だった」

な~んていうひっかけゲーム

これは、人の心理を巧みに使って引っ掛ける、ちょっと意地悪なゲームですが、ここでポイントなのが、人間の心理とは、実にちょっとしたトリックにも引っかかりやすいということです。

  • 人前で緊張してあがる、
  • 自分に自信が持てない、
  • 相手を説得することができない、

など、日常生活の中で、心理が私たちの行動に与える影響は非常に大きいんです。

とくに、自分で意識することのない心の深層部分に、私たちは知らず知らずのうちにひきずられ、操られているのです。

人間の心理が騙されやすいということは、それを逆手にとって、自分の都合の良い方向に騙すことで、気分をコントロールすることも可能ということなのです。

今日のお話は、心理トリックを使って、あなたを幸せにする方法についてです。

心理トリックを使えば、心の動きは、自分で操作できます。

心と体というのは、私たちが考えている以上に、深くて、密接な関係があります。

ある実験で、様々な感情の動きと、そのときに起こる身体の変化をみたとき、

怒りを感じたときには、血液の供給は増加し、粘膜が充血して酸の分泌が高まる

などの変化を観察することが出来たそうです。

これはまさに心と体のつながりを物語るもの実験として、大変有名になりました。

そう、心が体に影響を与える。。。ということは、まさにその逆も真なり!・・・というわけで、体へのアクションから心に影響も与えられることがわかります。

悲しいときに、涙を流すと、一層悲しみが増すという心理

悲しいときに、一人で涙にくれると、より一層悲しみは深くなり、体も重くなるという変化に私たちは気がつくことができます。

アメリカの心理学者ウイリアム・ジェイムズは、「快活さを失った場合、それを取り戻す最善の方法は、いかにも快活そうに振舞い、快活そうにしゃべることだ」と語ったそうです。

そう、悲しいと心が思ったら、体は涙を流し、それが心に影響し、また体が悲しいと判断する・・・ので、悲しみはどこまで続くのやら・・・。

しかし、反対に考えると、元気がないときは、体だけでも元気そうにしていれば、心に何らかの影響を与えることができるということなんですね。

『お腹の中から大きな声を!!!』の効果

野球でも、バレーボールでも、監督は「声を出せ!」と言います。

調子が落ちたり、追い込まれてくると、選手は声が小さくなってくるそうです。

わたしも昔、バレー部のセッターをやっていたことがありますので、このお話には納得です。

声をかけ合い、大声を出していると、自然に体が動くようになり、勢いが出てくるんです。

だから、「声を出さないと負けるぞ。声を出しているうちに気持ちも明るくなるんだ」とリーダーたちは口をそろえて言うのも納得です。

落ち込んだときに「カラオケ」が有効なものも、やはり大声を出すことによってパワーが出てくるからではないでしょうか?

上機嫌の振りをしていると、本当の上機嫌になってしまうトリック

上機嫌の振りをしているうちに、人間はそのように振舞えるようになるのです。

落ち込んだときや、苦しい時など、むしろ苦しいからこそ、快活に行動すべきなのです。

解決すべき問題ばかりに意識が向くと、解決方法のアイデアなどがわいてきません、その時は、思い切って違うことをするのです。

カラオケでも、ストレッチでも、映画でも。

気持ちを切り替えることで、気持ちが整う、気持ちが明るくなる、そんなときに、ふと解決すべき答えが浮かんできます。

これこそが実は、悩みを取り去る最短の近道だったりします☆彡

脳は、騙されたい~香りで作る上機嫌

私は香り屋さんなので、香りを使って上機嫌にする方法をご紹介しておきますね。それには、三つの幸せホルモンをご紹介しておきましょう

  • セロトニン(安心ホルモン)
  • ドーパミン(快感のホルモン)
  • オキシトシン(心があたたかくなるホルモン)

セロトニンを出す精油

精油の中で、セロトニンの分泌を助けてくれるのは「酢酸リナリル」という成分が入っている精油です。

主なもので、

  • ラベンダー
  • ベルガモット
  • ネロリ

があります。

希釈する上限を守っていれば、これら3つはブレンドして使うことがおすすめです。ラベンダー1,ベルガモット1,ネロリ1の割合でOKです。

それぞれの精油には好き嫌いがあるかと思いますが、ブレンドすればするほど、香りの癖がとれてきて、万人に愛される香りとなります。

ブレンドは、躊躇なく、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

ただ、このレシピにはベルガモットが使用されているので、光毒性にはお気をつけください、フロクマリンフリーを使用するか、日光の当たる場所への塗布はお控えくださいね。

ドーパミンを出す精油

ドーパミンは快感ホルモンと言われています、精油ですとゲラニオールが分泌促進の手助けをしてくれると言われています。

ゲラニオールが含まれている精油は、主なもので

  • パルマローザ(含有率1位)
  • シトロネラ
  • ゼラニウム
  • ローズ

があります。

こちらも、ブレンドしてみてください。

特にパロマローザは、疑似ローズといって、高価なローズの代替品として使われていますが、嗅いでみたらわかるのですが、なかなかの癖があります。しかし、これに一滴ローズを足してあげると、香りが全く異なってきます。パルマローザ5、ローズ1の配合でトライしてみてください。

ゼラニウムは単体でも良い香りがしますが、ラベンダーとのブレンドも格別です。

オキシトシンを出す精油

これについては、面白い実験結果をみつけたので、ご紹介させていただきますね。

聖路加国際大学の看護学科、博士論文より「陣痛誘発を意図したクラリセージ・ラベンダー、ジャスミン精油による足浴前後のオキシトシン変化」によると、

  • クラリセージ+ラベンダー精油での足浴
  • ジャスミン精油での足浴
  • 精油なしの足浴

足浴前後に唾液によるオキシトシン濃度の測定をおこなったところ、クラリセージ+ラベンダー精油での足浴のみが、オキシトシンが増加したという結果を得られたとのこと。

クラリセージとラベンダーをなぜブレンドして結果を出しているのか、ちょっと気になるところではありますが、オキシトシンといえばクラリセージという定説はあり、ただ、クラリセージも単体で嗅ぐと、嗜好性が低下するので、ラベンダーをブレンドされたのかもしれませんね。いや、ラベンダーの陣痛促進効果を狙ったのかなぁ、、、

この実験の中で、クラリセージだけをブレンドした理由が書かれてないので、不思議ではありますが、クラリセージとラベンダーとの組み合わせは、香りをマイルドにしてくれるので、良かったのかも。

クラリセージはとにかく癖が強い香りでもあるので、柑橘系精油5,クラリセージ1くらいの配合で良いと思います。ここにラベンダーを加えるのも良いかも。

ぜひお試しください☆彡

おすすめの精油メーカー

香り選びに困られたときは、私が信頼して愛用している「ナチュラルサイコス」さんをおすすめします。国内外の香料メーカーの精油を取り寄せた経験がありますが、香り立ちの良さは太鼓判押せると思います。特にグレープフルーツの香りは、ぜひ購入してみて下さい。他のものと違いがわかるかも

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