アロマを健康に

簡単に幸せスイッチが入る幸せホルモン「セロトニン」について

2014年2月16日

こんにちは、脳内麻薬と聞くと、いけないことに手を出しているような気がするかおるこです。

ホルモンは、動物的本能が司るものではありますが、生活習慣を変えることで、分泌量をコントロールすることができるホルモンもあります。

その中でも、穏やかな毎日を送るために、分泌を心がけたいホルモンの代表格が「セロトニン」と言われています。

日々の生活リズムを整えてくれる、頼もしい味方、セロトニンについて学んでいきたいと思います。

セロトニンとは?

最近、健康を扱ったテレビでもよく取り上げられるようになったホルモンの一つで、主に「安らぎ」を与えてくれるホルモンと覚えていただいてもOKなぐらい、心や体のお休みにとても深く関係するホルモンです。

少し難しくなりますが、もう少し詳しくご説明すると、脳内の神経伝達物質のひとつで、必須アミノ酸であるトリプトファンの代謝過程で、脳の中にある「ほうせん核」で生成されるもの。

ほかの神経伝達物質であるドーパミン(喜び、快楽)、ノルアドレナリン(恐れ、驚き)などの情報をコントロールし、主に精神を安定させる働きをしてくれる物質。

セロトニンが不足すると感情にブレーキがかかりにくくなるため、ストレスを強く感じたり、うつ病になりやすいなどといったお話も。

また、代謝を経て、メラトニンという睡眠リズムに関係する物質にもなるので、やっぱり一言で「安らぎのためのホルモン」と称してしまいましょうか。

そう、心身ともに元気で安らかな状態にしてくれるホルモンともいえるセロトニンと仲良くなって、日々の生活のクオリティをぐっと高めてゆきましょう!というのが、今日のお話です。

セロトニンを増やそう!パート1 ~首回し

専門家曰く、セロトニンは脳のほうせん核という場所に存在していることがわかっていて、ここを刺激するとセロトニンを増やすことができる・・・そうなんですが、脳の中を刺激するってどうするんでしょうね・・・って思っていたら、ちゃんとありました(笑)

その一つの方法は「首回し」をすることだそうです。

首を動かすと、大量の電気信号が伝わり、活性化し、セロトニンの生成・分泌を増やしてくれるそうなのです。なので、パソコンの前でずーっと固まっている人は、ちょっとした時間を見つけて、首回しなどの動作をすることでリラックスできるのですね。

実は結構無意識でやっていることが多かったり。体は自分の「気持ち良い」ことを知っているのかもしれませんね。ちなみに、ある鍼灸師さんに教えてもらったのですが、首にはつぼがたくさんあるので、意識的に刺激を与えてあげることが良いみたいです。

セロトニンを増やそう!パート2 ~ホットミルクウィズハニー

セロトニンという物質は、先ほども記しましたように、必須アミノ酸であるトリプトファンが原料となっているのですが、これは食物からしか補給できないそうです。

アミノ酸なので、お肉や乳製品、赤身の魚に多く含まれるそうですが、効率よく増やすための必殺技があるそうです。

それは、ホットミルクウィズハニー、を、夜ねむる前に飲むこと。

「太るのでは?!」と思われるかもしれませんが、ダイエット中の方には特におすすめしたいのです・・・というのも、このセロトニン、無理な食事制限などで原料が少なくなってしまうと分泌が抑えられ、ストレスによるどか食いしてしまう・・・ということになってしまがちです。

ブドウ糖は、トリプトファンがほうせん核に入るのを助ける働きがあるそうですので、出来れば少しでも甘味を入れて飲んでみてくださいね。

セロトニンを増やそう!パート3 ~アロマセラピー

香りは種類によって働きかける部分が違うため、リラックスしたり、シャキッとしたり、色っぽくなったりと、その影響はさまざまです。

主にほうせん核に働きかけ、セロトニンの分泌を促してくれる香りは、リラックスの代表とも呼ばれるラベンダー。その他、ローマンカモミール、マジョラム、ネロリもおすすめです。

これらにオレンジ、ビターオレンジ、マンダリンオレンジ、プチグレン(マンダリン)などをブレンドされると、超!リラックス香りの完成!なので、イライラしているなぁと感じた時には少し意識して香りを取り入れてみられることもおすすめします^^

 

セロトニンを増やそう!パート4 ~ウォーキング、リズム

セロトニンは一定のリズムでの外側からの刺激によっても分泌促進されると言う俗説もあって、その代表的なものが実は、「貧乏ゆすり!」(←正式名称なのかなぁ?)

ストレスがたまると無意識に行ってしまう行動の一つですが、これは人間が本来持っている均衡を取ろうとする働きで無意識にリズムを取ってストレスに対抗する行動なんですね。

また、一定のリズムで歩くことなどもおすすめなんだとか。

ウォーキングを始めると、15分程度でベータエンドルフィンというホルモンが出てきて、その後続いてセロトニンというホルモンが分泌されるそうで、もやもやした悩みがあるときは、おうちから脱出して、ウォーキングするっていうのもひとつですね。

ちなみに、リズムで思い出したのですが、リラックス業界で癒しのリズムで有名なものに「1/fゆらぎ」というものがあります。これは、小鳥のさえずりや水の流れる音などの自然音には、人間を癒すリズムがあるのですが、この一定なリズムも、セロトニン分泌に役立っているのではないのかなぁと思いました。

また新しい情報が入り次第、ご報告しますね☆

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