上級編 香水の原料を知って、より深く香りを楽しむ術を知りましょう

香水の成分は・・・

アロマサイエンスを知って有効に活用しよう香水は、香料とアルコール、蒸留水からできています。香水に使われている香料は大きく分けて天然香料、合成香料、それからその二つを組み合わせた調合香料の3種類。天然香料には貴重なものも多く、植物性と動物性とがあり、全部で約150種類ほど。

こうした香料を50種類から多い場合は数百種類も微妙にブレンドして、たった一つの香りを完成させます。

香水の原料となる「香料」とは?

大きく分けて「天然香料」「単離香料」「合成香料」とわかれます。その中でも「天然香料」は植物から摘出された「植物摘出」と、動物の分泌液から摂取した「動物摘出」に分けることが出来ます。

この「植物摘出」は<<自然に存在するものを精製して創り出した香料>>のことをいい、太古の昔から存在していたのは、この方法だけです。天然に生えている花や草木・コケなどから採取するものです。 もう一方の「動物摘出」とは、香料として利用されているのは、現在5種類しか存在しないと言われています。また、その香料自体が稀少であり、値段も非常に高価であるということです。

この「植物摘出」は<<自然に存在するものを精製して創り出した香料>>のことをいい、太古の昔から存在していたのは、この方法だけです。天然に生えている花や草木・コケなどから採取するものです。 もう一方の「動物摘出」とは、香料として利用されているのは、現在5種類しか存在しないと言われています。また、その香料自体が稀少であり、値段も非常に高価であるということです。

「単離香料」とは、天然香料からある一つの成分を取り出す方法で採取されたもの。
>純合成香料-完全に科学的に合成した香料のことで、ニューケミカルともいいます。
>調合ベース-あらかじめいくつかの香料・溶剤をすでに混ぜ合わせたものです。

香料の分類と抽出方法・名称

天然香料には、その抽出方法によってさらに5つに分類ができます。なぜ抽出方法が何種類もあるのかというと、天然成分によって、その「溶解度(丈夫さ)」が異なるために、同じ方法ではすべての天然香料を効率よく抽出できないからです。

●圧搾方法-柑橘系の精油精製に利用される方法です。柑橘類の果皮を押しつぶして,「油泡」などから油などを抽出します。身近なものでしたら、レモンの皮の表面のつぶつぶに含まれている油分を想像して見て下さいね。あそこに香料が含まれているんです。

●水蒸気蒸留方法-水蒸気で蒸留することにより、実際の沸点よりも高い温度で精油を抽出する方法。

●吸着吸収方法-油に花香成分を吸着させて抽出する方法。以下の2つの方法に分類されます。

〇冷浸法-冷やされた油に花香成分を散布する方法。

〇温浸法-暖かい油に花香成分を含んだものをつけ込む方法。

※これらの方法では,いちど「ポマード」と呼ばれるものに固められます。そこから油分をのぞき製品として使用します。その油分を除いたものを「アブソリュート・フロム・ポマード」といいます。 溶剤摘出方法-揮発性溶剤(エーテルやヘキサンなど)につけ込み,花香成分を抽出する方法です。

※これらの方法は,香成分の対象が「花」の場合,いちど「コンクリート」と呼ばれるものに固められます。そこから油分をのぞき製品として使用します。その油分を除いたものを,上と同様に「アブソリュート」といいます。コンクリートには色素やタンパク質なども含まれますが,樹脂分はほとんど含まれません。反対に香成分が花以外の場合は,「レジノイド」や「オレオレジン」といったものに濃縮されます。前者は香粧品などに使用され,半固形状で可溶性樹脂を含みます。後者は食料品などに使用され,液体状です。 浸出方法-天然素材をアルコールに浸し,香成分を抽出する方法です。 ※これらの方法では,一度アルコールに浸したものを「チンキ・浸液」と呼ばれます。そこからアルコール分をとばして,「レジノイド」や「オレオレジン」を精製します。  そのほかにも,人工的に樹木の皮を傷つけて樹液を採取する方法があるといわれます。

天然香料が働きかける人間への作用

香りはどのような作用を持つのでしょうか?意外と知られていない効果もあるものです。ですのでここで改めてご紹介しましょう。いわゆるアロマセラピーも、これら香りの効果を利用して考え出されていったものです。

●心理作用-好きなことをすれば気分が晴れるように,好きな匂いでリラックスして心機一転をはかることができます。

●生理作用-最近の研究では,ラベンダーの匂いには安眠を誘う効果があるといわれています。

●防腐・抗菌作用-ミイラの語源は,ミイラ造りに使用した香料の一つである「ミルー」から来ているといわれています。それぐらい香料には防腐・抗菌作用があるということです。

●薬理作用-メチルサリシレートは貼り薬に使われています。また龍角散には麝香が使われています。

●マスキング作用-いわゆる,臭い消しのための匂いです。最近はどんどん減ってますが、「無香料」なんていうものが増えてきましたよね。ちなみに「無臭」という表示に関しても、香料を使っている可能性があります。「無香料」は原料そのものの香りがある可能性がありますので、もちろん匂う可能性があります。やみくもに「無香料」というのもどうかなぁなんて思うのですが・・・。